まもなく学年末テストがやってきます。
2月中旬から3月頭にかけて、中学・高校の学年最後のテストの時期です。
テストに向けて、今一度勉強の仕方について確認していきましょう!
「解説」を読む習慣をつけよう
ほとんどの問題集には、解答(問題の答え)と一緒に解説(解き方の説明)が載っています。
しかし、ただ答え合わせだけして解説を読み飛ばしてしまう、という生徒が少なくありません。
「点数をあげるには間違い直しが大切」と、1つ前のブログで書きました。
わからないところを学校の先生や塾の講師に質問して解説してもらうのももちろん大事なのですが、
解説を読んで自分で理解できるようになると、勉強の精度がぐんと上がります。
まずは解説に書いてあることを一通り読む。その中でわからない部分は講師に確認する。
といった感じで、読む癖をつけていきましょう!
テキストの1回目はカンペキにできなくていい
学校のテキストでも、塾のテキストでもそうなのですが、テキストの1週目がなかなか終わらない生徒がいます。
そういう生徒は、ほとんどが「1回でカンペキに解こう」としてしまって手が止まっています。
テキストを解くときに大事なのは「カンペキに解くこと」ではなく、「問題に慣れること」です。
1回目は『自分の今の実力を知るため』に解く。
2回目は『間違えた問題を確認するため』に解く。
3回目以降は『間違えた問題を解けるようにするため』に解く。
何回もテキストを解くのは面倒だ、と思う人もいるかもしれません。
それは「カンペキに解かなければいけない」と思っているからです。
すべてを最初からカンペキにやろうと思わず、1つ1つ順番にできるようにしていけばいいのです。
まずは目の前のテキストを開いて、自分の「わからない」がどこなのかを探しましょう!
すべての問題をカンペキに解けなくてもいい
これも、多くの生徒がやってしまいがちなのですが、テスト範囲の問題すべてをカンペキに解かなければいけない、と思ってしまい、基礎問題・応用問題関係なく、すべてを解こうとしてなかなか進まない、ということがあります。
テストで100点を取りたい生徒は、もちろんすべての範囲を解けるようにしておく必要があります。
しかし、基礎が不十分な状態で応用範囲まで手を伸ばしてしまうと、「できない」が多くてやる気がなくなってしまいます。
だからこそ、テキスト1回目で「できるもの」「できないもの」をはっきりさせ、自分の今の理解度を知ることが大事なのです。
まとめ
テストに向けての勉強で意識することをまとめると、
・解説を読む
・テキストの1回目は「実力を知るため」に解く
・すべての範囲をカンペキにする必要はない
この3点です。
勉強は積み重ねが大事です。まずは土台をしっかり固めて、次のステップに進んでいきましょう!
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